──『場所』でカルチャーを見極める転職術
目次
「自由な働き方ができる会社って、どうやって探すの?」
- リモートOKって言ってたのに、実態はフル出社
- フレックス制度があっても、誰も使ってない
- 表面上の制度と、会社の文化がまったく違う
「制度だけじゃなくて、“カルチャー”で選びたい」
そんなあなたに伝えたいのが、“オフィスの場所”という新しい視点です。
「働く場所」は、カルチャーの鏡になる
◆ ① なぜ“オフィスの場所”で企業が見えるのか?
実は、オフィスのあり方には、会社のスタンスがよく表れます。
たとえば──
- WeWorkなどのフレキシブルオフィスに入居している企業は、
スタートアップやIT系、ハイブリッド勤務に寛容な企業が多い傾向があります。 - 一方、郊外に自社ビルを構えている企業は、保守的で出社文化が強めな場合も。
→ 物理的な“場所”は、会社の“働き方の価値観”を映し出す鏡なんです。
◆ ② WeWork入居企業という視点から会社を探す
実際に、以下のような観点で企業を探すことが可能です。
- WeWorkの入居企業一覧をチェックする
- スタートアップ求人 × フレキシブルオフィスの組み合わせで検索
- WantedlyやGreenなどで「ハイブリッド勤務可」「フレックス」タグを活用
さらに、オフィス見学で“空気感”を確かめるのも有効です。
「場所」は嘘をつけません。
◆ ③ “実態とズレてないか”を見極める質問例
選考中に、以下のような質問をしてみましょう。
「出社頻度や勤務スタイルは、チームごとに裁量がありますか?」
「実際に制度が使われている事例があれば教えてください」
このように聞くことで、“制度がある”と“制度が使われている”の差を見抜くことができます。
よくある落とし穴:「制度があればOK」と思ってしまう
- リモートOKだけど、暗黙のプレッシャーでみんな出社してる
- フレックスなのに、実態は9時〜18時固定
- 福利厚生は充実してるけど、申請が通らない
→ だからこそ、「働く場所」や「実際の使われ方」に注目することが大切です。
まとめ:オフィスを見ると“価値観”が見えてくる
転職活動ではつい、「給与」「職種」「企業名」で探してしまいがちです。
けれど、それ以上に大事なのは「その会社で、どんな日々を送るか」。
働く“場所”を見れば、働く“価値観”が見えてきます。
次の会社では、制度じゃなく、“文化”で後悔しない転職を。
カイロスキャリア編集部
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