自己分析が苦手な人ほど、まず“問い”を変えろ

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はじめに:「自分のことがわからない」が一番しんどい

「強みってなんだろう」
「自己PRってどう書けばいいの?」
転職活動の第一歩でつまづくのが“自己分析”です。

とくに自己分析が苦手な人ほど、時間だけが過ぎ、思考がぐるぐるしていきます。
でも、そのモヤモヤは、“問いの立て方”を少し変えるだけで、クリアになるかもしれません。


なぜ、自己分析はうまくいかないのか?

「すごいこと」を見つけようとしていない?

自己分析において多くの人が無意識にやってしまうのが、
「何か特別な経験がないとダメ」という思い込みです。

でも、転職市場で求められているのは、“再現性のある価値”。
すごいエピソードよりも、「どう考え、どう動いたか」のほうが重要です。

つまり、“問い”の立て方を変えることで、自分の価値が見つかる可能性があるのです。


自己分析の質を変える3つの問い

①「成果」ではなく「行動」に注目してみる

例:

  • Q. チームで成果が出たとき、あなたは何をしていましたか?
  • Q. うまくいかなかったとき、どんな行動で立て直しましたか?

→ こういった問いは、自分の「考え方」や「特徴的な動き方」に気づかせてくれます。

②「なにをしていたか」より「なぜやったか」に注目

例:

  • Q. なぜその選択をしたのか?
  • Q. どの場面で“やりがい”や“怒り”を感じたか?

→ 感情の裏側にこそ、自分の価値観が隠れています。

③ 自分以外の人の言葉で考える

例:

  • Q. 上司や同僚に褒められたことは?
  • Q. 自分の代わりに任せたい人ってどんな人?(=自分が無意識に大事にしてる価値)

→ 他者視点は、自分では気づけない“強み”を発見するきっかけになります。


よくある落とし穴:「自己分析=完璧にやらなきゃ」と思ってない?

自己分析が苦手な人ほど、「すべてを言語化しなきゃ」と考えて、動けなくなりがちです。

でも、自己分析は「仮説でOK」。
面接で言葉にする過程や、業務をやってみる中で、更新されていくのが普通です。

まずは、“行動できるレベルの自己理解”があれば十分。
完璧を求めないでください。


まとめ:「問い」を変えれば、見える景色が変わる

自己分析が苦手だと感じるのは、あなたの中に価値がないからではありません。
ただ、“問いの立て方”が合っていないだけかもしれません。

  • 結果より行動に目を向ける
  • 感情の裏にある価値観に注目する
  • 他者の視点を取り入れる

この3つの視点を取り入れれば、「自分の言葉」で語れる軸がきっと見えてきます。

まずは今日、ひとつだけでも“問い”を変えてみてください。


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この記事を書いた人

Masakiのアバター Masaki カイロスキャリア編集長

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